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店舗サイトのリンク切れ|予約・問い合わせ導線の点検と修正手順

店舗サイトのリンク切れ|予約・問い合わせ導線の点検と修正手順

この記事の要点

予約ボタンを押すと「ページが見つかりません」と出る、メニュー改定後に古いページへ飛ぶ。店舗サイトのリンク切れは、予約や問い合わせの直前でお客様を行き止まりにします。 点検は来店につながる入口から始め、押した場所と着いた先を発見票に一緒に記録します。ページを終了したのか、移したのか、表示できないのかを分けて制作担当へ依頼します。 修正後は同じ入口からパソコンとスマートフォンでたどり直し、点検の時期と担当を決めておきます。依頼文と確認表の型も紹介します。

お客様から「予約ボタンを押したら『ページが見つかりません』と出た」と言われたり、メニューを変えたあとに古いページへのリンクが残っていたりすることがあります。店舗サイトのリンク切れは、予約や問い合わせの直前でお客様を行き止まりにしてしまいます。

この記事は、店長やサイト担当の方が、リンク切れを見つけ、制作担当へ正しく依頼し、直ったところまで確かめるための手順をまとめたものです。点検の順番、発見票、依頼文、確認表はKuchiyose編集部の提案です。ページの扱い方の考え方は、2026年10月28日に閲覧したGoogle検索セントラルとSearch Consoleのヘルプにもとづきます。編集部が特定のお店のサイトを診断・修正して確かめたものではありません。サーバーの設定やプログラムの書き方は扱わず、技術的な作業は制作担当や技術担当にお任せする前提で説明します。

結論:入口からたどり、記録して、分けて依頼し、入口から確かめ直す

次の4つの順で進めます。

  1. 来店につながる入口から点検する。 トップページより先に、予約・問い合わせのボタンや案内を押してみます。
  2. リンク元と到達先を一緒に記録する。 どのページの、どの文言を押して、どこに着いたかを発見票に書きます。
  3. 終了・移動・故障を分けて依頼する。 ページをもう使わないのか、別の場所へ移したのか、あるはずのページが表示されないのかで、頼む内容が変わります。
  4. 修正後は入口から確かめ直す。 パソコンとスマートフォンで、同じ入口から必要な情報やフォームの入口まで進めるかを見ます。

リンク切れで見える症状と、店で記録すること

リンク切れは「見つかりません」の表示だけではありません。お店の側では原因を決めつけず、見えた画面をそのまま記録するのが役目です。HTTPのステータスコード(サーバーが返す番号)がどれかの判断は、技術担当に任せます。

見える症状 店で記録すること
「ページが見つかりません」と表示される 表示された文言と、押したボタンの文言
終わったキャンペーンや古い料金のページが開く 開いたページの見出しと、本来見せたいページ
予約ページのはずがトップページに戻される 戻された先と、探していた情報
ログイン画面や「アクセスできません」が出る 表示の文言(見つからない表示とは分けて書く)
白い画面のまま、または読み込みが終わらない 待った時間と、端末・ブラウザの種類

ログインを求められる画面やアクセスを断る画面は、ページがないこととは原因が違う場合があります。すべてを「404」とまとめて書かず、見えたとおりに記録してください。

来店につながる入口から点検する

点検は、お客様が予約や問い合わせの直前に押す場所から始めます。サイト全体を一度に見るより、来店に近い入口を優先するほうが、影響の大きい行き止まりを先に見つけられます。

点検する入口 見るところ
ヘッダーや画面下に固定された予約ボタン どのページから押しても同じ予約先に着くか
メニュー・サービスの詳細ページ 改定前の古いメニューや料金のページに飛ばないか
古いお知らせ・キャンペーン記事 終了した企画の申込先が残っていないか
Googleマップのウェブサイト・予約リンク プロフィールに載せた先がいまも使われているか
SNSのプロフィールと紙のチラシのQRコード 印刷物やプロフィールに古いアドレスが残っていないか

外部の予約サービスのページは、そのサービスの事業者が管理しています。自社サイトのリンクの誤りなのか、予約サービス側で受付を止めているのかを分けて記録し、後者なら予約サービスの管理画面や問い合わせ窓口で確認します。Googleマップに載せる予約リンクの整理は、Googleマップの予約リンク|設定・予約先の整理・動作確認の手順で詳しく扱っています。

点検では、実在のお客様の名前で予約を送ったり、キャンセル料や決済が発生する操作をしたりはしないでください。フォームが表示されることと、予約が正しく受け付けられることは別の確認です。送信まで試す必要があるときは、制作担当や予約サービスが案内するテストの方法に従います。

発見票に、リンク元と到達先を一緒に書く

「予約ページが壊れている」とだけ伝えると、制作担当はどこを押したのかを探すところから始めることになります。リンク元と到達先を一組にして、次のような発見票に残します。

リンク切れの発見票です。
見つけた日時と人:〇月〇日〇時、〇〇
入口のページ:〇〇のページ(アドレスをコピーして貼る)
押した文言:「〇〇」ボタン
着いた先:アドレスをコピーして貼る
表示:「〇〇」と表示された、または〇〇のページが開いた
端末とブラウザ:スマートフォン(〇〇)、パソコン(〇〇)
お客様が本来したいこと:〇〇の予約フォームを開く
気づいたきっかけ:お客様からの連絡、スタッフの点検など

画面の写しを添えると、状況が伝わりやすくなります。お客様から連絡を受けた場合でも、発見票にはお客様の名前や連絡先は書かないでください。

終了・移動・故障を分けて考える

Google検索セントラルのクロールエラーのページでは、ページの状態によって対応を分ける考え方が示されています。お店が決めるのは「このページをこれからどう扱いたいか」で、具体的な設定は制作担当が行います。

ページの状態 制作担当へ頼む方向
終了して、代わりになるページがない 見つからないことを正しく返し、案内を整える
別のアドレスへ移した、明確な代わりがある 古いアドレスから新しいページへ恒久的に転送する
しばらく休止し、同じページを再開する予定 一時的な案内にするかを相談する
あるはずのページが表示されない 原因の調査と修正を依頼する

ヘルプでは、削除して同様の代わりのページがない場合は404(not found)または410(gone)を返し、移動した場合や明確な代わりがある場合は301のリダイレクトでユーザーを新しい場所へ案内する、と説明されています。また、ウェブサイトのSEOの管理のページでは、ページを恒久的に移すなら301、一時的な移動なら302とされています。ヘルプの考え方で転送の対象になるのは、移した先や明確な代わりのページがある場合です。内容の関係が薄いページへまとめて送るのではなく、移した先がどのページかを店から制作担当へ伝えます。

すべての「見つかりません」が悪いわけではありません。本当に終わったページまで、無理にトップページへ送る必要はありません。ヘルプでは、ページが存在しないことを伝えるのに成功を表す200を返してしまうページを「soft 404」と呼び、避けるよう案内しています。終了したページの代わりに、探している情報が見つからないことを平易に伝え、サイトの通常のナビゲーションや、よく見られるページ、ホームへのリンクを置いた「見つからないページ」を用意する方法も紹介されています。このとき、サーバーは404を返すようにと説明されています。

リダイレクト(自動転送)の種類は、画面を見るだけではお店の側で区別できません。ヘルプでも、通常ユーザーはリダイレクトのタイプの違いを区別できないとされています。「新しいページに着いたから直った」と決めず、恒久か一時かの確認は制作担当に任せます。BloggerやShopifyのように、サービス側にリダイレクトの仕組みが用意されている場合もあるとされています。

あるはずのページが「見つからない」と扱われている場合について、ヘルプでは、正しく読み込まれていない、重要な部品が欠けている、表示の途中でエラーが出ているなどの可能性を挙げ、URL検査ツールで表示内容と返された番号を調べるよう案内しています。ここは技術担当の確認範囲です。

制作担当への依頼文

依頼文では、見えた事実と、お店が望む扱いを書きます。原因の推測は「〇〇かもしれません」と書き添える程度にとどめ、断定しないようにします。

〇〇様
店舗サイトで、予約につながるリンクが行き止まりになっている箇所を見つけました。
入口:〇〇のページの「〇〇」ボタン(発見票を添付します)
現在の表示:「ページが見つかりません」と表示されます。
店としての扱い:このメニューは〇月で終了しました。代わりに〇〇のページへ案内したいです。
確認したいこと:古いアドレスの扱い(恒久的な転送か、見つからない案内か)と、同じリンクがほかのページにも残っていないか。
修正後は、店でも同じ入口からパソコンとスマートフォンで確かめます。対応の予定日を教えてください。

リニューアルやメニュー改定でまとめてページを動かすときは、古いアドレスと新しいページの対応表を作って渡すと、漏れが減ります。

サイトの修正を誰に頼むかは、制作会社との契約や、サイトを管理しているサービスによって変わります。窓口が分からないときは、ドメインやサイトを管理しているサービスの契約情報から確かめます。

予約や問い合わせの導線を、検索語やアクセスの数字からも見直したい方に向けて、Kuchiyoseの基本サービスの無料体験があります。リンク切れを自動で見つけたり、サイトを書き換えたりする機能ではありません。対象と条件は記事の末尾にまとめています。

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修正後は、入口からパソコンとスマートフォンで確かめる

修正の連絡を受けたら、発見票と同じ入口から、パソコンとスマートフォンの両方でたどり直します。

確認すること 見るポイント
ボタンと文言 押す場所の文言が、着いた先の内容と合っているか
着いた先 正しい店舗とメニュー・サービスのページか
営業時間・料金 改定後の内容になっているか
フォームの入口 予約や問い合わせの入力画面まで進めるか
技術担当からの返答 どの扱いにしたか、ほかに直した箇所はあるか

ページが開くこと、つまりサーバーが成功を表す番号を返すことは、予約の受付が完了したことの証拠にはなりません。フォームの入口まで進めることと、送信後の受付や店への通知は分けて確認します。送信の確認は、点検の節で触れたテストの方法で行います。

技術担当がSearch ConsoleのURL検査ツールを使う場合、確認できるのは登録しているプロパティ内のアドレスです。ヘルプによると、最初に表示されるのはGoogleのインデックスに登録された版の情報で、いま公開されている版とは限りません。いまのページを調べるのは「公開URLをテスト」(ライブテスト)です。ライブテストで確認されるのは、Googleのツールがページにアクセスできるかどうかで、インデックスへの登録は保証されません。予約の受付が正しく動くかや、お客様の環境での見え方は、お店のブラウザでの確認と組み合わせて判断します。

サイトマップの送信やURL検査ツールの画面の見方など、検索結果に関する全体の確認は、店舗サイトのサイトマップ|Search Consoleで送信・確認する手順で別に扱っています。

誰が、いつ点検し直すか

リンク切れは、ページを変えたときに起きやすくなります。点検する時期と担当を決めておくと、お客様に指摘される前に気づけます。

点検のタイミング 担当と見る範囲
メニューや料金を改定したあと 店長:改定したページへの入口すべて
キャンペーンが終了したあと 担当者:告知した記事、SNS、チラシのQRコード
予約サービスの契約や設定を変えたあと 予約の担当:サイトとGoogleマップの予約リンク
サイトの更新やリニューアルのあと 制作担当と店長:主要な入口と古いアドレス
月に一度の定期点検 店長:固定の予約ボタンと問い合わせの入口

予約ページそのものの内容を見直すときは、店舗LPの作り方|初回来店の不安を減らす7つの情報も参考になります。

まとめ:予約の入口を行き止まりにしないために

リンク切れの対応は、入口からたどり、リンク元と到達先を記録し、ページの扱いを決めて依頼し、同じ入口から確かめ直すことの繰り返しです。お店が見た画面の記録と、技術担当の確認を分けて進めると、依頼も確認も早くなります。

Kuchiyoseの機能一覧には、Search ConsoleやGA4との連携を前提に、検索ワードや離脱から直すべきページと改善案を確認する機能も紹介されています。サイトの修正はお店や制作担当が行います。基本サービスの無料体験は30日間で、通常は月額30,000円+税です。対象機能の例は、口コミ管理・AI返信、MEO(Googleマップの順位)です。アクセス・商圏分析などの連携と提供範囲は、開始前に案内しています。申込後に担当から案内し、連携・設定を経て利用を開始します。アカウント発行には通常2日ほどかかります。エージェントモードとAI対策は有料の追加オプションで、無料体験の対象外です。広告配信費と運用手数料も別途必要です。現在の無料体験の申込期限は、2026年10月31日23:59(日本時間)と案内しています。対象機能や終了後の条件は、利用前に案内される内容をご確認ください。

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参考資料

いずれも2026年10月28日に閲覧しました。更新日はページの表示によります。Search Consoleヘルプのページは更新日を確認できていません。

この記事のまとめ

  • 点検はトップページより先に、予約ボタン、メニュー詳細、古いお知らせ、Googleマップの予約リンク、SNSやチラシのQRコードなど、来店につながる入口から始めます。
  • 見えた画面をそのまま記録し、ログイン画面やアクセスを断る表示を「見つからない」と一括りにしません。ステータスコードの判断は技術担当に任せます。
  • Googleのヘルプでは、削除して代わりがないページは404または410、移動や明確な代わりがあるページは301のリダイレクトで案内する考え方が示されています。
  • 存在しないページなのに成功の200を返す「soft 404」は避けるよう案内されています。すべての「見つかりません」が悪いわけではなく、終わったページを無理にトップへ送る必要はありません。
  • 修正後は同じ入口から、正しい店舗とサービス、営業時間や料金、フォームの入口までを確かめます。URL検査ツールのライブテストで確認されるのは、Googleのツールがページにアクセスできるかどうかです。

よくある質問

「ページが見つかりません」と出るページは、すべてトップページへ転送したほうがよいですか?

そうとは限りません。Googleのヘルプでは、削除して同様の代わりがないページは404または410を返し、移動や明確な代わりがある場合は301で新しい場所へ案内する考え方が示されています。代わりのない終了ページは、見つからないことを平易に伝える案内ページを用意する方法もあります。

新しいページに自動で移動したので、直ったと考えてよいですか?

画面を見るだけでは、転送が恒久的なものか一時的なものかを区別できません。ヘルプでも、通常ユーザーはリダイレクトのタイプの違いを区別できないとされています。種類の確認は制作担当に任せ、お店は正しいページと情報に着くかを確かめます。

外部の予約サービスのページが開かないときは、誰に連絡すればよいですか?

自社サイトのリンクの誤りか、予約サービス側で受付を止めているのかを分けて記録します。サービス側の表示であれば、予約サービスの管理画面や問い合わせ窓口で確認します。自社サイトのリンクの誤りであれば、サイトの制作担当へ依頼します。

点検のために、実際に予約を送信してもよいですか?

実在のお客様の名前での予約や、キャンセル料・決済が発生する操作はしないでください。フォームが表示されることと、予約が正しく受け付けられることは別の確認です。送信まで試すときは、制作担当や予約サービスが案内するテストの方法に従います。

URL検査ツールで問題がなければ、予約導線も大丈夫ですか?

言い切れません。ヘルプによると、ライブテストで確認されるのはGoogleのツールがページにアクセスできるかどうかで、インデックスへの登録も保証されません。予約の受付やお客様の環境での見え方は、お店のブラウザでの確認と組み合わせて判断します。

K

Kuchiyose編集部

店舗の集客と運営に関する手順を、公的機関や各サービスの公式ヘルプなど公開情報を確認しながら整理しています。

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