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店舗サイトのタイトルの付け方|検索結果とページ内容をそろえる手順

店舗サイトのタイトルの付け方|検索結果とページ内容をそろえる手順

この記事の要点

ページのタイトルは、ブラウザーのタブやブックマークに使われ、検索結果の見出しの材料にもなります。検索結果の見出しはGoogleが複数の材料から自動的に決めるため、設定がそのまま出るとは限りません。 タイトルを考える前に、URLごとの台帳でページの役割と本文の事実を書き出します。架空の定食店の4ページを例に、ページごとに違う言葉で始め、本文にあることだけを書くタイトル案を紹介します。 制作担当への依頼文と、公開後にサイト側と検索結果を分けて確かめる手順も載せています。検索結果への反映には数日から数週間かかることがあります。

店舗サイトのどのページも、ブラウザーのタブに「ホーム」や店名だけが出ている。料金のページも予約のページも同じタイトルで、検索結果ではどれを開けばよいか分からない。そのような状態なら、まずページごとの役割から見直してみてください。

この記事は、店長や店舗サイトの担当の方が、ページごとに「何が分かるページか」を決め、本文の事実とそろえたタイトル案をつくり、制作担当へ依頼し、公開後にサイト側と検索結果を分けて確かめるための手順をまとめたものです。タイトルの仕組みは、2026年11月3日に閲覧したGoogle検索セントラルの資料にもとづきます。台帳、タイトル案、依頼文、確認の順番はKuchiyose編集部の提案で、実際の店舗サイトを変更して確かめたものではありません。タイトルを見直しただけで、検索順位やクリック数、来店数が上がるとは限りません。

この記事で扱うのはページのタイトルだけです。どの検索語に合わせてどのページを直すかを選ぶところから始めたいときは、店舗のSEO改善|Search Consoleで検索語とページを見直す手順を先に読んでください。

結論:役割を決め、本文とそろえ、公開側と検索結果を分けて確かめる

次の5つの順で進めます。

  1. ページの役割を決める。 URLごとに、来店前のお客様がそのページで何を知るのかを一言で書きます。
  2. 事実を確かめてからタイトル案をつくる。 料金や予約方法など、ページに書いてある事実だけを使います。
  3. 大見出しと本文に照らし合わせる。 タイトルに書いた内容が、開いたページで最初に見つかるかを確かめます。
  4. 制作担当へ依頼する。 対象URL、今のタイトル、変更後の案、理由、確認してほしいことを1通にまとめます。
  5. 公開後は2つに分けて確かめる。 すぐ見られるサイト側の表示と、時間がかかる検索結果の表示を、別々に記録します。

タイトル、大見出し、検索結果の見出しは別のもの

似た言葉の違いを整理します。

名前 どこに出るか
ページのタイトル(title要素) ブラウザーのタブやブックマークの名前に使われます。検索結果の見出しの材料の一つです
ページの大見出し(h1など) ページの主題を伝える大きな見出しです
検索結果のタイトルリンク 検索結果に表示されるページの見出しのリンクです。Googleが複数の材料から自動的に決めます
スニペット タイトルリンクの下の説明です。主にページの本文から作られます

Googleの資料では、タイトルリンクを決める材料として、title要素の文字、ページのメインの大見出し、h1などの見出し要素、og:titleのmetaタグ、ページ内のその他の文字やリンクの文字などが挙げられています。タイトルリンクを手動で変更することはできないとも書かれています。

つまり、タイトルの欄に書いた文字が、検索結果にそのまま出るとは限りません。一方で、資料には、良いタイトルを書くことでタイトルリンクに影響を与えられるとあり、良いタイトルとして、ページに固有で、明確かつ簡潔で、内容を正確に説明しているものが挙げられています。だからこそ、タイトルだけでなく大見出しと本文までそろえておくことが大切です。

スニペットは主にページの内容から自動的に作られ、メタディスクリプションのほうがページを正確に表している場合はそれが使われることもあり、検索ごとに違う説明が出ることもあるとされています。この記事では、タイトルと混同しないことだけを押さえておきます。

URLごとの台帳で、ページの役割を書き出す

タイトルを考える前に、ページごとの台帳をつくります。サイト全体を一度に直さず、ホーム、料金、予約、アクセスのように、来店前の疑問に答えるページから始めるのが編集部のおすすめです。

1ページにつき次の項目を書きます。

ページタイトル台帳です。
URL:
ページの役割:このページで何が分かるかを一言で
今のタイトル:ブラウザーのタブに出ている文字をそのまま写す
今の大見出し:ページを開いて最初に目立つ見出し
本文で確かめた事実:料金、予約方法、道順など、実際に書いてあること
タイトル案:
事実の確認元:料金表、予約の受付ルール、店舗担当への確認など
依頼先と依頼日:
公開後に確かめた日:

「ページの役割」は、タイトル案より先に、「定食と単品の価格が分かる」のようにお客様の側から見た言葉で書きます。役割が一言で書けなければ、タイトルの前に中身を見直す候補にします。

「本文で確かめた事実」には、ページに実際に書いてあることだけを写します。予約ページに電話番号しか載っていないのに「ネット予約」と書きたくなったら、それはタイトルの問題ではなく、本文や予約の仕組みの問題です。初めてのお客様に伝えたい情報そのものが足りないときは、店舗LPの作り方|初回来店の不安を減らす7つの情報を参考に、先にページの中身を整えてください。

架空の定食店で、4ページのタイトルを比べる

ここからは、書き方を示すための架空の定食店「ひだまり食堂」を例にします。仮に決めた事実は次のとおりです。

  • 仮設定の事実:所在地は架空の「みどり町」。昼と夜に定食を出している。
  • 料金ページには、定食と単品の価格一覧が載っている。
  • 予約は夜の時間帯だけ受け付け、方法は電話と予約フォームの2つ。
  • アクセスページには、最寄りのバス停からの道順と地図が載っている。

駐車場、駅からの距離、開業年、受賞歴は決めていないので書きません。

ページと役割 タイトル案
ホーム:どんな店かが分かる ひだまり食堂|みどり町の定食屋
料金:定食と単品の価格が分かる 定食・単品の料金|ひだまり食堂
予約:夜の予約方法が分かる 夜のご予約方法(電話・予約フォーム)|ひだまり食堂
アクセス:バス停からの道順が分かる アクセス・バス停からの道順|ひだまり食堂

ポイントは3つです。

  • ページごとに違う言葉で始める。 Googleの資料では、すべてのページに同じ定型句を付けると、ユーザーがページを区別できなくなるとされています。
  • 店名は短く、先頭か末尾にそろえる。 資料では、サイト名を各タイトルの先頭か末尾に置き、ハイフンやコロン、パイプなどの区切り文字で残りと分ける方法が紹介されています。ホームのタイトルは、サイトの補足情報を入れるのに適した場所とされています。
  • 本文にあることだけを書く。 予約ページに「電話・予約フォーム」と入れたのは、仮設定でその2つが決まっているからです。昼は予約を受けない設定なので「ランチ予約」とは書きません。

大見出しも同じ内容が伝わる言葉にします。予約ページなら「夜のご予約方法」とし、その下に電話と予約フォームの手順が続く形です。Googleの資料では、どの文字がページのメインタイトルかを明確にし、大見出しが他の文字と区別できるようにすることが勧められています。両者を一字一句同じにする決まりは、閲覧した資料では確認できませんでした。編集部では、同じ内容を指していれば十分と考えています。

よくあるタイトルの直し方

台帳の「今のタイトル」を見て、次のような状態があれば直す候補にします。

よくある状態 直し方
「ホーム」「トップページ」だけ 店名と、どんな店かを短く書きます
どのページも同じ長い定型句 定型句を外し、そのページの役割を表す言葉を前に置きます
地名やサービス名を何度も並べている 同じ語の繰り返しをやめ、実際の内容を一度だけ書きます
古い年号や終わった特典の名前が残っている 今のページの内容に合わせて書き直します
裏付けのない「人気No.1」「地域最安」 根拠を示せない比較表現は外します
本文にない条件が入っている タイトルを本文に合わせるか、先に本文担当へ事実を確かめます

Googleの資料では、ホームに「ホーム」とだけ付けるような曖昧なタイトルを避けるよう書かれ、同じ語句の繰り返しは無意味で、キーワードの乱用は不正行為と見なされる可能性があるとされています。古い年号や、内容を正確に表していないタイトルもよくある問題に挙げられています。「| 店名」のように前半が空のタイトルも、部分的に空のタイトルとして問題の例に入っています。

文字数は、閲覧した資料では「何文字が正解」という数字が示されていませんでした。不必要に長いタイトルを避けること、文字がすべて表示されるわけではないことが書かれています。編集部では、役割を表す言葉を前に置き、店名を後ろに短く添える形を提案します。

本文にない内容をタイトルだけに足さないでください。「当日予約OK」と書きたいなら、店舗の担当者に受付ルールを確かめ、本文に書いてからタイトルに入れます。確かめられないなら外します。

Kuchiyoseでは、検索ワードと離脱から、直すべきページと改善案を確認できます。利用にはSearch ConsoleとGA4との連携が必要で、サイトの修正はお店で行います。

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CMSのどこで変わるかを、制作担当と確かめる

Googleの資料では、ほとんどのCMSはタイトルを自動的にHTMLのtitle要素に設定するとされています。ただ、タイトルを入れる欄の名前や場所は、使っているCMSやテーマ、制作会社の作り方によって違います。この記事では特定のCMSの操作手順は紹介しません。

メタディスクリプションについては、Wix、WordPress、BloggerなどのCMSを使っている場合、HTMLを直接編集できないことや編集の必要がないことがあり、検索設定のページなどの手段が用意されているとGoogleの資料で説明されています。タイトルの欄がどこにあるかも、同じように制作担当やCMSのヘルプで確かめてください。

依頼の前に、制作担当へ次のことを確かめておきます。

  • タイトルを変えると、ページの大見出しも一緒に変わる作りか、別々に変えられるか。
  • 店名の部分が、サイト全体の共通設定で自動的に付く作りになっていないか。
  • タイトルを変えても、URLやメニューの表示名、ほかのページのタイトルは変わらないか。

URLの変更やサイト全体のテンプレートの作り直しは別の作業です。今回の依頼には混ぜず、別に相談してください。

制作担当への依頼文

依頼は1ページずつ、次のような形でまとめます。

店舗サイトのページタイトルについて、変更をお願いします。
対象のURL:
今のタイトル:ブラウザーのタブに出ている文字
変更後のタイトル案:
変更の理由:例)予約方法のページなのに、タイトルがホームと同じになっている
ページで確かめた事実:例)夜の予約を電話と予約フォームで受け付けている
大見出しと本文:変えない/あわせて直したい箇所( )
確かめてほしいこと:大見出し、URL、ほかのページのタイトルが変わらないか
公開の予定日と、公開後の連絡先:

「変更の理由」と「ページで確かめた事実」があると、制作担当が本文との食い違いに気付きやすくなります。

公開後は、サイト側と検索結果を分けて確かめる

公開の連絡を受けたら、まずサイト側を見ます。

確かめる場所 見ること
ブラウザーのタブ 新しいタイトルが出ているか、前半が欠けていないか
ページの大見出し タイトルと同じ内容を指しているか、意図せず変わっていないか
本文 タイトルに書いた料金・予約方法・道順がすぐ見つかるか
ページ内のリンク 予約フォームや電話番号のリンクが今も動くか
スマートフォン 大見出しと本文の最初の部分が読みやすく表示されるか

リンクの点検をまとめて行うときは、店舗サイトのリンク切れ|予約・問い合わせ導線の点検と修正手順の手順が使えます。

検索結果のほうは、すぐには変わらないことがあります。Googleの資料では、タイトルリンクの材料が更新されたことをGoogleが認識するには、ページの再クロールと再処理が必要で、数日から数週間かかることがあるとされています。目安であり、期限が決まっているわけではありません。

再クロールのリクエストは自分が管理しているURLが対象で、Search ConsoleのURL検査ツールで依頼するにはプロパティの所有者またはフルユーザーである必要があります。依頼しても検索結果にすぐ表示されるとは限らず、同じURLに何度も依頼しても早くクロールされることはないとされています。権限がない場合は、依頼するかどうかを制作担当に確認してもらえば十分です。

しばらくたっても検索結果の見出しが設定と違うときは、不具合と決めつけず、まず「よくあるタイトルの直し方」の表に当てはまる状態が残っていないかを見直します。Googleの資料では、タイトルが不正確な場合や古い場合などに、ページの見出しや他の文字から別のタイトルリンクを作ることがあるとされています。

記録を残し、次の見直しにつなげる

台帳には、公開した日、変更前と変更後のタイトル、サイト側を確かめた日、検索結果を確かめた日を分けて残します。検索結果は検索する言葉によって変わることがあり、説明文は端末の幅に合わせて短く切られることもあるので、確かめたときの検索語と端末も一緒に書いておきます。

効果を数字で見るときは、変更前後で期間や条件をそろえます。クリック率が変わっても、季節や他の更新の影響もあるため、タイトルだけが理由とは言い切れません。数字の見方は冒頭で紹介した記事にまとめています。

まとめ

  • タイトル、大見出し、検索結果の見出し、説明文は別のもので、検索結果の見出しはGoogleが複数の材料から自動的に決めます。
  • タイトルを考える前に、URLごとの台帳でページの役割と本文の事実を書き出します。
  • タイトルはページごとに違う言葉で始め、店名は短く先頭か末尾にそろえ、本文にあることだけを書きます。
  • 依頼文には対象URL、今のタイトル、案、理由、確かめた事実、確認してほしいことを入れます。
  • 公開後は、すぐ見られるサイト側と、数日から数週間かかることがある検索結果を分けて記録します。

Kuchiyoseは、口コミ・MEO・Web・商圏の情報を一元化して確認できる店舗向けサービスです。対象機能は連携・設定・契約内容によります。検索ワードと離脱から直すべきページと改善案を確認する機能があり、Search ConsoleとGA4との連携が必要です。タイトルの見直しの依頼と確認は、この記事の手順で進めてください。

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参考資料

いずれも2026年11月3日に閲覧しました。更新日はページに表示された最終更新日です。

この記事のまとめ

  • タイトル、大見出し、検索結果の見出し、説明文は別のものとして扱います。
  • 検索結果の見出しは、Googleが複数の材料から自動的に決めます。
  • タイトルの前に、URLごとにページの役割と本文の事実を書き出します。
  • ページごとに違う言葉で始め、本文にあることだけをタイトルに書きます。
  • 公開後はサイト側の表示と検索結果を分けて確かめ、記録します。

よくある質問

ページのタイトルは何文字にすればよいですか?

閲覧したGoogleの資料では、何文字が正解という数字は示されていませんでした。不必要に長いタイトルを避けること、タイトルの文字がすべて表示されるわけではないことが書かれています。編集部では、ページの役割を表す言葉を前に置き、店名を後ろに短く添える形を提案しています。

タイトルと大見出し(h1)は同じにしないといけませんか?

一字一句同じにする決まりは、閲覧した資料では確認できませんでした。資料では、どの文字がページのメインタイトルかを明確にすることが勧められています。両者が同じ内容を指し、本文にその答えがあることを確かめてください。

タイトルを変えたのに、検索結果の見出しが変わらないのはなぜですか?

Googleの資料では、変更を認識するにはページの再クロールと再処理が必要で、数日から数週間かかることがあるとされています。まずブラウザーのタブなどサイト側で新しいタイトルが出ているかを確かめ、検索結果は日を分けて記録してください。

検索結果の見出しが、設定したタイトルと違うのはなぜですか?

検索結果の見出しは、title要素のほか大見出しやページ内の文字などからGoogleが自動的に決めます。タイトルが古い、内容と合っていない、前半が空になっているなどの状態がないかを先に見直してください。

メタディスクリプションも一緒に変えたほうがよいですか?

説明文は、主にページの本文から自動的に作られ、メタディスクリプションが適切な場合はそれが使われることもあります。タイトルとは別の項目なので、今回の依頼に入れるかは分けて判断し、入れる場合も本文の事実から書いてください。

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Kuchiyose編集部

店舗の集客と運営に関する手順を、公的機関や各サービスの公式ヘルプなど公開情報を確認しながら整理しています。

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