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Google口コミの削除依頼|違反を報告する前の確認と手順

Google口コミの削除依頼|違反を報告する前の確認と手順

この記事の要点

Googleの口コミはどれでも報告できますが、削除の対象はGoogleのポリシーに違反している口コミだけです。低評価や不満だけでは理由になりません。 報告前に、口コミの特定、該当する表現、照らし合わせるポリシーの項目、店の記録では確かめられないことを確認票にまとめ、合う理由を選んで報告します。 クチコミ管理ツールで状態を確認し、「ポリシー違反なし」のときの1回限りの再審査を判断します。残る場合の返信と改善、記録と引継ぎの型も紹介します。

Googleマップの店舗の口コミに、納得できない内容や乱暴な言葉が書かれていると、すぐに削除してほしいと感じるものです。Googleには口コミを報告する仕組みがありますが、報告すれば消えるわけではありません。削除の対象になるのは、Googleのポリシーに違反している口コミだけです。

この記事は、店長や口コミ担当の方が、不満とポリシー違反を分け、報告の理由を整理し、審査の状態と再審査の判断を記録するための手順をまとめたものです。確認票、理由の例、記録の項目はKuchiyose編集部の提案であり、Googleの公式な様式ではありません。Googleの仕様は、2026年10月27日に閲覧したGoogleのヘルプにもとづきます。編集部が実際のGoogleの画面で報告や再審査を行って確かめたものではないため、項目名はご自身の画面で確かめてください。削除を保証する方法はありません。法的な手続きや訴訟、Google以外のサイトの口コミは扱いません。

結論:不満と違反を分け、根拠をそろえて報告し、状態と判断を記録する

次の5つの順で進めます。

  1. 違反かどうかを確かめる。 低評価や厳しい意見だけでは削除の理由になりません。
  2. 報告前に確認票を作る。 口コミの特定、該当する表現、照らし合わせるポリシーを書き出します。
  3. 合う理由を選んで報告する。 ビジネスプロフィールか、クチコミ管理ツールから報告します。
  4. 状態を確認し、再審査を判断する。 「ポリシー違反なし」とされたときの再審査は1回限りです。
  5. 残った場合に備える。 公開の返信と店内の改善を進め、経緯を記録して引き継ぎます。

低評価とポリシー違反は別のもの

Googleのヘルプでは、どの口コミでも報告はできるものの、削除の対象はポリシーに違反している口コミのみと説明されています。内容に不満がある、気に入らないという理由だけで報告しないよう求めており、Googleは事業者とユーザーの間の紛争には関与しないとしています(ビジネス プロフィール上の不適切なクチコミを報告する)。

店が感じること ヘルプの説明にもとづく見方
星1つで平均が下がった 低い評価であることだけでは削除の対象になりません
書かれた経緯が店の認識と違う Googleは事業者とユーザーの間の紛争には関与しないとされています
言い方が厳しく、読んでいてつらい 不快な体験でも、節度を保って書かれていれば許可されるとされています
乱暴な言葉や、特定の人への攻撃がある 冒とく的な表現やハラスメントなど、ポリシーに照らして報告を検討します

否定的な口コミは、改善できる点を示している場合があるとも案内されています。返信の書き方はGoogleの口コミ返信の書き方|低評価・高評価別テンプレート例文とNG例で紹介しています。この記事では返信の文例は繰り返さず、報告してから判定が出るまでの進め方に絞ります。

報告する前の確認票

報告は1件ずつの判断です。感情が強いときほど、先に次の項目を1枚にまとめておくと、理由の選び間違いや、同じ口コミを担当者ごとに報告する重複を防げます。

項目 書くこと
対象の店舗 どの店舗のビジネスプロフィールか(複数店舗の場合)
口コミの特定 投稿された時期、星の数、本文の書き出しなど、社内で同じ口コミを指せる情報
該当する表現 問題だと考える部分の要旨(全文の転記は不要)
照らし合わせる項目 後述のポリシーの項目のうち、どれに当たると考えるか
判断の限界 来店の事実など、店の記録だけでは確かめられないこと
記録に書かないこと お客様の注文内容や健康に関わる情報など、社内でも広げる必要のない情報
報告する人と承認者 誰が報告し、誰が理由を確認したか

来店記録や予約台帳に投稿者の名前が見当たらなくても、それだけで実体験のない投稿だと断定することはできません。名前を変えて投稿している場合や、同行者が投稿している場合もあり得ます。投稿者が誰かを突き止めようとしたり、公開の場で問いただしたりはしないでください。スタッフや知人に頼んで同じ口コミを一斉に報告してもらうことも、編集部としてはおすすめしません。判断の根拠は、口コミの本文と公開されているポリシーです。

報告理由を整理する:架空の例で考える

Googleのポリシーでは、禁止または制限されている内容が項目ごとに示されています(禁止または制限されているコンテンツ)。次の表の口コミは、説明のために編集部が作った架空の例です。実際の判定はGoogleが行い、同じような内容でも結果が同じになるとは限りません。

口コミの書き方(架空の例) 照らし合わせる項目と注意点
「行ったことはないけど、評判が悪いから星1つ」 虚偽のエンゲージメント。投稿は実体験にもとづく必要があるとされています
本文に別の店のサイトや電話番号が書かれている 宣伝と勧誘。ユーザーが口コミにメールアドレスや電話番号、他のサイトへのリンクを含める行為は禁止とされています
特定のスタッフへの脅しや、自宅の場所の書き込み ハラスメント。具体的な脅迫や晒し行為が挙げられています
根拠を示さずに「この店は犯罪をしている」と書く 不適切なコンテンツ。非倫理的な行動や犯罪行為に関する根拠のない主張が挙げられています
スタッフの氏名を挙げて非難している 個人情報。ただし、自身の名前で営業する専門職など例外があり、名前があるだけで違反とは限りません
「料理が冷めていて、接客も雑だった」 不快な体験を節度を保って書いたもので、許可されうる内容です。報告より返信と改善で対応します

個人情報の項目では、ビジネスの連絡先として電話番号やメールアドレスなどを掲載することは許可されるとされています。名前や連絡先が書かれているかどうかだけで判断せず、文脈を確かめます。

ほかにも、同じ内容を繰り返し投稿すること、本人の依頼で複数のアカウントから投稿すること、利益相反にもとづく内容(競合や家族関係など)、ヘイトスピーチ、冒とく的な表現などが項目として示されています。冒とく的に見える言葉も、不快感を与えない使い方であれば許可されるとされています。

ポリシーの概要ページでは、違反と見なされるのが投稿の一部でも、通常は投稿全体が削除されること、人の目と機械学習を組み合わせて審査していること、ポリシーは更新されることがあることが説明されています(マップのユーザー作成コンテンツに関するポリシー)。確認票の「照らし合わせる項目」は、報告のたびにポリシーのページで確かめ直すことをおすすめします。

公式ヘルプにもとづく報告の手順

報告の方法は2つ案内されています。どちらも、公式ヘルプを確認した手順の要点です。

ビジネスプロフィールから報告する

  1. ビジネスプロフィールに移動し、[クチコミを読む]を選びます。
  2. 報告する口コミの横にある[報告]を選びます。
  3. 報告する理由を選び、[報告を送信]を選びます。理由の例として[スパム]や[冒とく的な表現]が挙げられています。

クチコミ管理ツールから報告する

  1. クチコミ管理ツールに移動し、表示されたメールアドレスがビジネスプロフィールに関連付けられたものであれば[確認]を選びます。別のアカウントに関連付けられたプロフィールの場合は[アカウントを切り替える]を選びます。
  2. ビジネスを選んで[続行]を選び、[新しいクチコミの削除をリクエストする]を選んで[続行]を選びます。
  3. 報告する口コミの横にある[報告]を選び、新しいタブで理由を選んで[送信]を選びます。

どのアカウントで報告や確認を行うかは、担当が替わったときに迷いやすいところです。プロフィールの管理を任せる人の決め方は、Googleビジネスプロフィールの管理者追加|招待と担当交代の手順で紹介しています。

同じヘルプには、否定的な口コミを利用した恐喝の標的になっている場合の、別の報告方法への案内もあります。該当する場合は、このページから専用の案内を確認してください。

口コミの確認と返信を日々の作業として続けたい方には、Kuchiyoseの基本サービスの無料体験があります。口コミの報告や削除をKuchiyoseが代わりに行うものではありません。条件は末尾にまとめています。

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クチコミ管理ツールで状態を確認する

ヘルプでは、口コミの評価には通常数日かかると説明されています。ただし、いつまでに結果が出るかは示されていません。報告した口コミの状態は、クチコミ管理ツールで確認できます。

ツールに表示される状態 意味と、記録しておくこと
判定待ち 報告済みで、まだ審査されていない状態です。確認した日を記録して待ちます
審査完了 - ポリシー違反なし 審査され、違反が見つからなかった状態です。再審査を請求するかを判断します
エスカレーション済み - メールで最新情報をご確認ください 再審査請求がエスカレーションされた状態です。最終的な決定はメールで知らされます

状態を見に行く人と日を決めておくと、報告したまま放置されることを防げます。何度も同じ口コミを報告し直すより、状態の記録を残すほうが引継ぎに役立ちます。

「ポリシー違反なし」とされたら、一度だけの再審査を判断する

報告した口コミが削除に該当しないと判断された場合、1回限りの再審査を請求できると案内されています。手順の要点は次のとおりです。

  1. クチコミ管理ツールで[確認]を選び、ビジネスを選んで[続行]を選びます。
  2. [報告したクチコミのステータスと再審査請求の方法を確認したい]を選んで[続行]を選びます。
  3. 下部の[条件を満たしているクチコミに対して再審査を請求]を選び、口コミを選んで[続行]を選びます。
  4. [再審査請求を送信]を選び、新しいタブのフォームに入力して[送信]を選びます。

結果はメールで届き、違反していれば削除され、ポリシーに準拠していれば公開されたままになると説明されています。1回限りのため、編集部としては、請求の前に確認票を見直し、「どの表現が、どの項目に当たるか」を短く説明できるかを確かめることを提案します。説明できない場合は、再審査より返信と改善に力を回す判断もあり得ます。

なお、ここで扱うのは、店が報告して「ポリシー違反なし」とされた口コミについて、店の側から請求する再審査です。

口コミが残るときは、公開の返信と店内の改善を進める

判定の結果、口コミが残ることもあります。そのときは、返信と店内の改善で、次に読むお客様に向けた対応を続けます。

Googleのヘルプでは、返信は一般公開されるため、わかりやすく礼儀正しく書くこと、投稿者の個人情報を公開したり個人的に攻撃したりしないこと、投稿者とその訪問の記録を確認することなどが挙げられています。問題の解決のために、メールや電話で直接連絡してもらうよう案内する方法も紹介されています(クチコミを増やすためのヒント)。

担当 担うこと(編集部の提案)
口コミ担当 確認票と状態の記録、公開の返信の下書き
店長 報告理由と返信の確認、事実関係の社内確認
現場のスタッフ 指摘された点の振り返りと、改善の実施
経営者・責任者 報告と再審査の方針の最終判断、記録の保管

返信では、記録で確かめられていない事実を決めつけないようにします。口コミの修正や削除と引き換えに、割引や無料の商品などを申し出ることは、ポリシーで禁止されています。新しい口コミを正しく集める方法は、Googleの口コミを増やす依頼術 ― 違反にならない正攻法で紹介しています。

記録と引継ぎのテンプレート

1件の口コミについて、報告から判定までを次のように残しておくと、担当が替わっても同じ判断をたどれます。項目は編集部の提案です。お客様の個人情報や、来店時の具体的なやり取りは書かないでください。

口コミ報告の記録です。
店舗:〇〇店
口コミ:〇月ごろの投稿、星〇つ、書き出し「〇〇」
照らし合わせた項目:〇〇(該当する表現の要旨)
報告日と報告した人:〇月〇日、〇〇
状態の確認:〇月〇日に「〇〇」
再審査:請求した・しない(理由)
返信と改善:返信日〇月〇日、店内で見直したこと〇〇
次に確認する日:〇月〇日

判定の結果にかかわらず、記録は店内の改善会議の材料にもなります。同じような指摘が続いていないかを、月に一度見直すことをおすすめします。

まとめ:口コミの確認と返信を、続けやすくしたい方へ

口コミの報告は、違反かどうかを見極め、理由をそろえて送り、状態を記録する作業です。削除の判断はGoogleが行い、店ができるのは根拠をそろえて報告することと、残った口コミに誠実に向き合うことです。

Kuchiyoseでは、届いた口コミの確認や、AIが用意した返信案をお店が確認・修正して返信する作業、Googleマップの順位の確認などを、ひとつの管理画面で進められます。口コミの報告や削除を代わりに行う機能ではありません。基本サービスの無料体験は30日間で、通常は月額30,000円+税です。対象機能の例は、口コミ管理・AI返信、MEO(Googleマップの順位)です。アクセス・商圏分析などの連携と提供範囲は、開始前に案内しています。申込後に担当から案内し、連携・設定を経て利用を開始します。アカウント発行には通常2日ほどかかります。エージェントモードとAI対策は有料の追加オプションで、無料体験の対象外です。広告配信費と運用手数料も別途必要です。現在の無料体験の申込期限は、2026年10月31日23:59(日本時間)と案内しています。対象機能や終了後の条件は、利用前に案内される内容をご確認ください。

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参考資料

いずれも2026年10月27日に閲覧しました。Googleのヘルプの4ページは更新日を確認できていません。

この記事のまとめ

  • ヘルプでは、削除の対象はポリシーに違反している口コミのみとされ、内容に不満がある、気に入らないという理由だけで報告しないよう求めています。
  • 報告前に確認票を作ります。来店記録に名前がないだけで実体験のない投稿と断定せず、投稿者を突き止めたり公開の場で問いただしたりはしません。
  • 報告はビジネスプロフィールの[クチコミを読む]か、クチコミ管理ツールの[新しいクチコミの削除をリクエストする]から行います。
  • 状態は「判定待ち」「審査完了 - ポリシー違反なし」「エスカレーション済み」の3種類です。ポリシー違反なしとされたときの再審査は1回限りで、結果はメールで届きます。
  • 口コミが残るときは、個人情報を出さない丁寧な返信と店内の改善で対応します。修正や削除と引き換えに割引などを申し出ることは禁止されています。

よくある質問

星1つだけの低評価も、報告すれば削除されますか?

報告はどの口コミでもできますが、削除の対象はGoogleのポリシーに違反している口コミのみと説明されています。低い評価であることだけでは削除の理由になりません。

報告してから、どのくらいで結果がわかりますか?

ヘルプでは、口コミの評価には通常数日かかると説明されていますが、いつまでに結果が出るかは示されていません。報告した口コミの状態は、クチコミ管理ツールで確認できます。

「ポリシー違反なし」とされた口コミは、何度でも再審査を請求できますか?

再審査の請求は1回限りと案内されています。結果はメールで届き、違反していれば削除され、ポリシーに準拠していれば公開されたままになります。請求の前に、どの表現がどの項目に当たるかを確認票で見直すことをおすすめします。

予約台帳に名前がない投稿者の口コミは、虚偽として報告できますか?

名前が見当たらないだけでは、実体験のない投稿だと断定できません。名前を変えて投稿している場合や、同行者が投稿している場合もあり得ます。本文の内容をポリシーに照らして判断し、投稿者を突き止めようとしたり、公開の場で問いただしたりはしないでください。

低評価を削除してもらう代わりに、割引を申し出てもよいですか?

できません。ポリシーでは、否定的な口コミの修正や削除と引き換えに、金銭的報酬や割引、無料の商品やサービスなどを提供することが禁止されています。

K

Kuchiyose編集部

店舗の集客と運営に関する手順を、公的機関や各サービスの公式ヘルプなど公開情報を確認しながら整理しています。

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